はじまりの始まりを書いたときに、当時の日記を読み返して発覚。
実は、あの日が「始まり」なんかでは無かったということ。
あの頃は、恋愛にトキメキ、結婚に浮かれ、まさに恋は盲目。何も見えてなかった。
読めば読むほど、どう読んだって、絶対その結婚はヤバいよという状態だったことに、今更気付く。
義父が亡くなってからの義母は、精神的に不安定になったということは聞いていた。
と言っても、精神科で正式な診断が出て、通院しているわけでななかった。
行きつけの内科で、多分鬱とか多分パニック症候群とかで、薬をもらっている状態。
気分がすぐれないときは精神安定剤を飲み、夜に眠れないときは睡眠薬を飲む。
でも、人間生きていれば気分がすぐれない時があって当然でしょ。
お昼寝ばっかりしてたら、夜眠れないに決まってるでしょ。
初めは心配していた私も、徐々に違和感を覚えた。
嫌なことがあると、急に元気がなくなり、ツライと言いだす。
嫌なことをしなければいけないと、身体が弱いから出来ないと言いだす。
少し自慢げに「雅子様と同じ適応障害だからー」と言ったり
次の時には、別の病名を言ったり。
気に入らないことがあると、「めまいがしてきた」とこれ見よがしに薬を飲みだす。
でも、その薬も、ただのビタミン剤の時があったらしい。
それすらも、自分で自慢げに言うあたり、どうかしてる。
要は、かまってちゃんなのだ。