つぎなる山は、式にかかる費用のことだった。
あとから金額が膨れ上がるのだけは勘弁したかったので
初めから最高レベルでのお見積りをお願いしていたのだけれど
その金額が「高い」と義母。
もう何度も言ってますが……好きにすればいいよと言ったのに!!
まずは、義姉2人の時は、こんなにかからなかったという。
10年以上前と比較されても、その頃とは物価もスタイルも違うし、
コネクションの有無でも大きく変わってくる。
それで通じないと、知り合いの誰々さんところは、これだけで済んだという。
そんなこと言いだしたら、私の友人達は、もっと金額いってますけど?
きりがない。
招待客100名で、神前式+披露宴、和装・洋装で、その金額500万オーバー。
確かに安い金額ではない。
高めで見積もってらっているから余計に高く感じるのだろう。
ただ、それが妥当かとうかが問題なわけで。
ちなみに、2014年の全国平均は、招待客56名で244万円。
年々低予算化しているらしいので、当時はもう少し高かったとしても
招待客100人で単純計算してみると、ほぼ同金額。
さらにいうと、私たちの地域は結婚式が盛んにつき
周囲を見ても、けっして高すぎる金額ではない。
みんなと同じにしたい訳ではない。
贅沢三昧したい訳でもない。
可能な範囲で行い、我慢するべきところは我慢するべきとも思ってる。
でも、その「可能な範囲」が、お互いの家で違うのだろうか。
決めるまでには、最高値の見積金額から減らしていくことを考慮しても
とても義母の言う金額には収まらない。
収まるわけがない。